[issued:2005.09.01]
湯河原研修クラブ
免震レトロフィット事例
日本で始めての基礎免震レトロフィットと世界初の中間階免震レトロフィットが行われました
建物名称:大成建設湯河原研修クラブ
施工記録その1
補強鋼管をセットする前に仕上げを撤去し、コンクリートの付着を良くするため柱の表面を目荒らししています。
柱中央の部分が切り取られ、免震装置がセットされます。
施工記録その2
2分割した補強用鋼管を取り付けます。
この後、窓の上部・下部にコンクリートを充填し、柱と一体化します。
施工記録その3
免震装置を挿入する部分の柱を切断します。
切断はダイヤモンド・チェーンソーを使い速やかに行われます。
切断により、柱にかかっている荷重(約300t)は、補強鋼管により支持されます。
施工記録その4
免震装置である鉛入り積層ゴムがセットされました。
順次、総ての柱にセットされていきます。
施工記録その5
すべての柱へ免震装置がセットされた後、つながっている鋼管を切断します。
これにより、建物の荷重が免震装置に移動し、世界で最初の中間階レトロフィット免震化に成功しました。
1997年2月5日 午後2時24分のことでした。
工事完了その1
免震装置に耐火被覆を施し、完成した様子です。
耐火被覆はセラミック製で、回転する点検口も設けられています。
工事完了その2
中間階を貫く設備配管も、フレキシブルジョイントにより免震の動きに追従するようになっています。