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[issued:2008.06.15]

《耐震ネット:FAQ》

地震の強さ:ガル(gal)について具体的に


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加速度、ガル(gal)とは具体的に何ですか?



 ガル(Gal)は地震の揺れの強さを表すのに用いる加速度の単位のことです。1ガルは毎秒1cmの割合で速度が増す事(加速度)を示しています。地震の揺れは、地面に水平に縦、横(南北、東西方向)と上下方向の3方向で解析されますが、近年ではこれらすべてを合成して算出されたものを最大加速度としています。

 980ガルは1G(地球重力)となります。よくジェットコースターやスペースシャトルの打ち上げなどでプラス3Gとかマイナス2Gなどの様な表現がされています。
 こうした場合、加速度は一定方向にある程度の時間かかり続けることになるのに対して、地震の場合は様々な方向にかかります。また、地震自体はある程度の時間揺れても、最大加速度が生じるのは0.02から0.1秒前後と非常に短い周期帯(一回の揺れの時間)の揺れでは、加速度が大きいのは一瞬だけの事になります。
(例えば、軽くポンとたたいたくらいでは動かなくとも、その時の加速度を計測すると何千ガルにもなっています)
 建物の耐震性を考える場合は、加速度だけではなく「揺れ方の周期」と「揺れが持つエネルギーの大きさ」に対して「建物の固有周期」等を併せて検討していきます。
 加速度の想定は、建物の耐震性を検討する際の重要な指標のひとつとなっています。

 また、地震の強さを考える単位としては、1cm動く速度を示す「カイン(速度)」というものもあります。
1カインとは秒速1センチのことで、例えば超高層建物を設計する場合では25カイン、50カインの2段階の地震の強さをめやすとして構造を検討します。


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