日本は世界有数の地震国であり、これまでに多くの地震で甚大な被害を受けてきました。気象庁では、1つの地震観測点で地震による揺れを感知した時点で、地震情報を瞬時に推定し、これを
緊急地震速報として配信するシステムの整備を行っています(平成18年度から運用開始予定)。近い将来に東海、東南海、南海地震といったマグニチュード8クラスの巨大地震が発生する可能性が高いことが指摘されていることから、被害を軽減するために、この情報を利用することが有効です。大成建設では、気象庁から配信される緊急地震速報と独自の地震動予測技術を利用し、
地震による大きな揺れが到達する前に対象地点での揺れの大きさを推定し、その情報を様々な方法で配信する地震防災システムの整備を行なっています。
主要動が到着する前に、揺れの大きさと到着時間を予測し様々な方法で警報を出すことが可能です。
- パソコン表示システム
- 個人パソコンへの警報配信
- 携帯メール配信システム
- 受信サーバに登録されたメールアドレス宛てに警報を配信
※各通信キャリアの問題により遅延する場合があります。
- 警告等点灯システム
- 予測震度に応じた警告灯色・音色の選択が可能
- 電光掲示板表示システム
- 地震名*1、予測震度、到達予測時間を表示
- 緊急館内放送システム
- 館内放送設備と連動することによ地震名*1、揺れの大きさを一斉放送
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- *1)シナリオ地震の場合
2005年4月11日15:34頃、千葉県北西部を震源とするマグニチュード4.4の地震が発生しました。地震発生から14秒後に個人パソコンへ警報を配信しました。これは、地震の大きな揺れ(S波)が到達するまでに約12秒の余裕にあったことになります。

地震襲来の数秒前の告知。この貴重な時間を人命確保や早期復旧へとつなげるポイントは何か。
現状の課題も含めて考えていきます。

大成建設(株)(社長:山内隆司)は、9月1日より、気象庁の緊急地震速報を利用した、当社独自の地震予測速報「大成リアルタイム地震防災システム」を、全国の内勤者全員のパソコンに導入します。本システムの展開拡大により、大規模地震時における社員の安全確保をより確実にします。また、BCP初動態勢の早期確立にも活用してまいります。