
L型やI型の鋼材を組み合わせたラチス構造では、構成部材そのものの耐力と枠組み全体の耐震性の両面から検討する必要があります。また、特に工場建物は平面形状が長方形をしており、補強方法も短辺方向と長辺方向の2面性を考慮して行います。
接合部の耐力不足をプレートを溶接することによって、耐力・粘り強さを高めます。 座屈による耐力低下を防ぐ為I型の梁や柱をプレート溶接にして閉鎖型にします。
接合図の補強が困難な場合、梁下に余裕があれば方杖を設けて必要な耐力と剛性を確保します。この補強は既存の梁が弱い場合新に新設梁を設け組合せて用いる事もあります。
柱柱脚部にコンクリートを打設してアンカーボルトを保護すると同時に剛性を確保します。
建物の機能を損なう事の無い部分に通常はX型のブレースを必要な数だけ設けます.
フォークリフト等の走行車両を考慮した場合に開口面積の多く取れるマンサード型や逆V型のブレースを用います。
柱材の長辺方向は通常弱軸側となり座屈しやすいため、階高中央付近に座屈止めの補強材を設け柱の耐力を向上させます。
