建物を使いながらの耐震補強では、なるべく工事による騒音や振動は避けたいものです。
タフシステムは、耐震補強工事で最も騒音や振動が発生する工程の一つである「あと施工アンカー」を大幅に省略。建物を使用しながらの耐震補強を可能にします。
アンカーレス工法とは?
一般的な耐震補強では、補強に必要な鉄骨ブレースやRC(鉄筋コンクリート)増設壁などの補強壁と既存の構造体を密接に接合するためにあと施工アンカーを打ち込む必要がありました。あと施工アンカーの施工にはドリル等で既存の躯体に穴を開けるという工程があり、このときに「騒音」「粉塵」「振動」などが発生するという問題がありました。
(現在ではダイヤモンドカッター等を使うサイレント工法もあり、従来の工法と比較して大幅に影響は低減されています)
タフシステム(R)では、既存の構造体との接合に「摩擦」のしくみを使うことにより、この「あと施工アンカー」をなくし、補強工事期間中の騒音・振動・粉塵などの影響を最小限に押さえることを可能にしました。
また、「あと施工アンカー」の省略により工期もコストも圧縮しています。
タフシステム(R)の特徴
工事中でも建物を快適にご使用いただけるように、騒音・振動の発生源を極力抑えるため、タフシステム(R)では既存躯体との接合にモルタルを使った摩擦接合工法を採用しています。
タフシステム(R)は一般的な耐震補強工事で、最も騒音や粉塵が発生する工程である「あと施工アンカー」を排除することにより「建物を使いながらの施工」「短工期」「ローコスト」等の厳しい条件に対応できる工法です。
また、タフシステム(R)は鉄骨ブレース補強だけでなく、安価な「RC壁増設補強」や鉄板パネル補強など様々な補強方法にも適用可能です。
■建物を使いながらの耐震補強
あと施工アンカーが不要のため、工事中の騒音・振動・粉塵などが大幅に軽減できます。
■短工期
作業工程が減り、補強工事に必要な期間が短くなります。
■ローコスト
あと施工アンカー、躯体接合部配筋の省略、グラウト材の減少で、従来工法に比べ工事費を軽減できます。
*タフシステム(R)は大成建設の登録商標です。
*タフシステム(R)のシリーズのうち「タフブレース」「タフパネル」は「アンカーレス耐震補強構法(TAFF構法)」として平成15年に(財)日本建築防災協会の技術評価を取得しています。
*タフシステム(R)は一般的に既存躯体との接合に使用されている「あと施工アンカー」を不要としています。施工計画等により鉄骨ブレース等を留め置くための仮設的なアンカーを必要とする場合があります。