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高いエネルギー吸収を実現するTASMOの「しくみ」
TASMOは建物を縦方向に貫く複数の「壁柱」、「境界梁」およびオイルダンパーで構成された、新しい構造システムです。「境界梁」は「壁柱」をつなぎ合わせると同時に地震エネルギーを吸収する役割を持っており、極軟鋼(極低降伏点鋼)を使った制震装置「LOYAL」が使用されています。
LOYALとは、極軟鋼を使った制震装置です。
強度は弱いのですが粘り強い極軟鋼(極低降伏点鋼)でできています極軟鋼は一般の鋼材に比べ変形性能が高く、早く変形することによって地震エネルギーを吸収します。このため、地震によるゆれ幅が小さくなるので、その他の大切な構造体の損傷を防ぐ事ができます。
TASMOにはそれを構成する各部材の疲労状況と建物全体の健全性を把握するために監視システムが組み込まれています。
境界梁のLOYALに組み込まれた「ひずみ計」はダンパーの状態をモニタリングし、受けたダメージや累積された疲労を把握します。また、壁内(床部分)には加速時計が組み込まれており、建物全体の状態を監視しています。
センサーによって計測されたデータは、建物内の記録装置に収録されるとともに分析処理がなされ、ネットワークを通じてユーザーや監理者に報告されます。