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[issued:2010.08.19]

免震の導入を検討したい

免震とはどのようなものなのでしょうか? そして、どのように導入すればよいのでしょうか?


8. 

新築で免震を採用した場合の建築費用はどれくらいになりますか?


免震をどのように導入するのかがポイントになります。

一般的には数%アップしますが、逆にコストダウンになる場合もあります。

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12階建ての場合のコスト比較例のグラフ

12階建ての場合のコスト比較例
元の建物はSRC構造としていましたが、免震の採用でRC構造とすることが可能になりコストダウンが図れました。


免震建物には免震装置のように一般の建物にはない、さまざまな要素や部品が必要になります。その一方、免震化することで地震による強い揺れの影響は大幅に小さくなるため、耐震的な構造の要素の削減も可能になります。
構造の削減要素は建物の規模や元々の構造によって大きく異なり、一般的には規模が大きく階数の多い建物の方が削減率が高くなる傾向にあります。
免震建物にかかる費用としては、元の建物の構造にもよりますが、建築費用に対して

1〜7階程度の建物:+5〜10%以上程度
7〜10階程度の建物:+5程度
10階建て以上:0〜+5%程度

 (元の建物の構造によってはマイナスになる場合もあります)

となるようです。
(統計的なデータに基づいた平均的なもので、個別の建物についての増減率を保証するものではありません。あくまで、めやすとしてお考えください)
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「免震のコストアップ」については、「通常の構造で設計した建物に免震を採用した場合」である点に注意が必要です。
「もともと免震でない建物」を対象に増減要素の比較を行うと、どうしても削減できる要素は「構造」などに限定されてしまいがちだからです。
免震は地震の影響そのものを緩和するため、これまでの常識では計画が難しかったような大空間やフレキシブルな空間、複雑な平面デザインなども可能になってきます。
免震を前提にした計画では建物の設計思想そのものが全く異なってきます。同じ予算でもより価値の高い計画を実現していく可能性を持っているのです。
 
特集:デザインと耐震 序章

日本の建築とそのデザインは大規模地震への対応を前提として制約を受けています。 しかし、「免震」を導入することでその枷を取り払い、自由な意匠、空間の創出が可能になります。

新しい耐震技術が生み出すフロントオフィスのイノベーション

免震に匹敵する性能を発揮するTASMOが創り上げたイノベーショナルなフロントオフィスと、この技術が開く新たな可能性をご紹介します。

ドミトリー八事

三角の土地に3つの形状の建物を組み合わせた複雑な構成計画における免震事例です。

de’: TAISEI DESIGN
慶應義塾大学三田南館

免震の採用で実現した、建築・構造・設備が一体となったデザイン上、技術上の新たな試みをご紹介します。


「免震」は建物の新しい可能性を創り出していきます。

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