過去の地震により、地層にずれが生じているところを断層といいます。中でも、最近180万年くらいの間に繰り返し動いた形跡があり、現在も活動が続いていると見られるのが活断層です。地震はプレート境界のずれだけでなく、この断層がさまざまな方向にずれることによっても発生します。
日本には活断層が2,000カ所以上もあるといわれていますが、これが全てだというわけではありません。例えば関東地方ではそれほど多くの断層線は表示されていませんし、東京都心部でも目立った活断層は記載されていませんが、これは活断層が存在しないのではなくて、ローム層に覆われていたり古くから都市があったため十分な調査ができなかったためだと言われています。
阪神大震災は、都市直下の断層によるものと言われています。
横浜市立大学の菊池教授の分析によると、まず1の断層が横ズレを起こし、4秒後、2の断層が縦ズレ、2秒後3の断層が横ズレしたと説明されています。
兵庫県南部地震は都市直下の断層の影響と地盤構成による影響が重なり、これまでにない大きな被害をもたらしました。揺れの特徴としては、
・局所的で短時間に強烈な揺れ
・横揺れの強さは建築基準法想定の約2倍
・縦揺れも強かった
などがあげられます。