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耐震診断と耐震補強を考える

ー耐震診断の必要性と耐震補強プロジェクトの進め方ー

建物の地震に対する強さを判定する「耐震診断」とそれを強化する「耐震補強」。
このコーナーでは、建物の「耐震性」について詳しく解説するとともに、最適な耐震補強プロジェクトのための専門知識としての「耐震診断」と「耐震補強」についての基本事項を解説します。


7. 

耐震補強にかかわるイニシャルコスト


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耐震診断の費用

 耐震プロジェクトを進める際に投資の全体像を把握しておくことは、事業全体の評価を行う上で基本であり、最も重要な点といえます。耐震補強に関しては、正確な工事費を算出するためには正確な「耐震診断」を行い、その診断結果に基づく必要があります。

 下の表は、RC造7階建て程度の建物に対し、2次診断レベルの診断を行った場合の平均的な費用をこれまでの実績から算出したものです。
 項目に診断費と調査費がありますが、調査費とは建物の劣化状況やコンクリート強度などを実地調査するもので、正確な耐震診断には不可欠なものです。


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補強工事費用

地下水位


 次に、補強工事費用について紹介します。ここに算出したデータは、これまでの補強プロジェクトのデータから、一般的なケースでの補強費用のみを検証してみたものです。
それぞれの補強工事の状況が異なる点が多いため、耐震診断を行って見積もりを算出するケースと比較して精度は低くなりますが、初期の投資判断の参考値としてご利用ください。
 耐震補強計画では,多くの場合、補強工事のみを単独で行うことは少なく、その他のリニューアルと同時に実施するケースがほとんどです。これは耐震補強工事の周辺工事(仕上げの撤去、復旧、建物利用者への配慮)との関連やサッシやガラス、設備機器、配管といった構造体以外の部材も更新することで、全体的な耐震性能のアップ、さらには建物全体の付加価値の向上が図れるといったメリットが大きいためといえます。
 なお、耐震化事業費全体を考える場合は、必要に応じて工事期間中の一時移転などの付帯費も状況に応じて考慮しておくことも必要です。
耐震補強のROI(費用対効果)

地震対策にかかる費用とその効果とは何か?
地震対策の基本ともいえる耐震補強。その費用対効果(ROI)の検証を評価手法と参考データにより行います。

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