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[issued:2010.07.21]

外部からの耐震補強が呼び込むリノベーションの可能性

既存の建物を時代の変化に対応し、機能・性能を向上させて建築物の資産価値までも高めるリノベーション。旧耐震建物では避けて通れない耐震補強をコアとした取り組みとは?

副松昌之ポートレイト大成建設(株)
設計本部
シニア エンジニア
副松昌之

1. 

外部で行いたい耐震補強


anchor flag
鉄骨ブレースを外周部に適用した例

鉄骨ブレースを外周部に適用した例
柱や梁の内側に設置するため、室内ですが比較的影響の少ない外周部に設置しています。


耐震補強の一般的な方法として鉄骨ブレースの設置などがありますが、建物の内部空間での補強を行う場合は幾つか検討すべき点があります。
主なものとしては、

補強後の動線やレイアウトへの影響
設置場所をまたぐ設備配管や空調など設備との取り合い
材料の搬入や組み立て方法などの施工方法

などが挙げられます。

そのため、耐震補強はなるべく建物の外周部や既存壁のある位置など、室内レイアウトに支障が出ない場所で行いたいということになります。
とりわけ、耐震補強を建物外部で行うことができれば、施工中はもちろん、施工後の室内の変化や使い勝手に対しても影響が少なくなります。このため、できれば外部補強を考えたいというケースが多くあります。
こうした要求に対応するため、現在ではさまざまな外部補強の方法が考え出され、実用化されています。
 
様々にある外部補強の方法(例)
 
鉄骨ブレースの貼付け補強

鉄骨ブレースの貼付け補強

外壁を耐震壁に置き換え

外壁を耐震壁に置き換え

外壁の外側に耐震壁を設置換え(二重壁化)

外壁の外側に耐震壁を設置換え(二重壁化)


耐震補強の検討には、まず耐震診断とその結果に基づいた補強計画のたたき台が必要です。

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