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[issued:2013.05.22]

天井地震対策の実際

─天井の地震対策実施における課題とポイント─

天井の地震対策の必要性は感じてはいるが、地震対策の方法や具体的な進め方がわからないといった相談が多く寄せられています。
そこで今回は、天井の地震対策の実施に必要となる検討課題やポイントを実際の事例をご紹介しながら解説します。

鈴木貴博ポートレイト大成建設株式会社
LCC推進部 耐震推進室
課長
鈴木貴博

1. 

天井地震対策の現状


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天井の地震対策の現状(2013年4月23日現在)
天井の地震対策の現状(2013年4月23日現在)
※2009年〜 関東近郊での問い合わせ件数

ここ数年(2009年以降)の天井の地震対策の状況ですが、関東近郊で2013年4月23日現在、問い合わせ件数は59件です。
地震対策工事が実施された件数は23件、未実施の内、調査まで実施しているのが14件で合計37件となっており、全体の60%以上で対策が取られたか対策が進められていることになります。
施設用途別件数
施設用途別件数
 
部屋用途別件数
部屋用途別件数

地震対策済件数の内、施設用途としては事務所・庁舎・銀行がもっとも多く、対策を行った部屋の用途ではホール・礼拝堂などの大空間、次いで事務室という結果となっています。
これらは、安全・安心の確保と同時に業務継続の観点から、大空間であることと人が常時いる執務空間を重点に置いて対策に取り組まれているからではないでしょうか。
適用技術(仕様)別件数

適用技術(仕様)別件数


また、地震対策工事に適用された技術としては2006年に当社が開発した耐震天井の「T-Ceiling」が5件ありますが、天井メーカーなどによる各種工法の適用も最近は増えてきています。
これは、耐震天井化的な大規模改修ではなく、金物補強や落下防止(フェイルセーフ)と組み合わせたローコストで短工期の改修が増えているためと思われます。
ハンガーやクリップ等の取り付け金物の補強

ハンガーやクリップ等の取り付け金物の補強

落下防止(フェイルセーフ)

落下防止(フェイルセーフ)


天井の地震被害とその対応に向けて

天井の脱落は、時として人命にも係る重要な問題でもあります。
これまでの地震による天井被害や、現在出されている国交省試案(2012.7.31)などをもとに、天井の地震対策について考えてみましょう。

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